夜間立入禁止の場所に入るとどんな罪になる?

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夜間立入禁止の人気スポットに侵入する釣り人を書類送検

神奈川県の平塚新港(神奈川県平塚市千石河岸)は、日中は自由に出入りができる釣りの人気スポットですが、夜間は照明もなく、危険なため、平塚市等は門扉を設置して、午後5時から翌午前8時半まで立ち入り禁止としています。暗闇のなか門扉を回り込んで入る釣り人が多いことから、同所には夜間立ち入りを禁止する看板が設置され、午後4時半頃から門扉を閉めることをアナウンスして釣り人に退去を促していました。しかし、釣りのため、暗闇の中を門扉から回り込んで侵入する釣り人が絶えず、警察は、夜間に侵入した27人の釣り人を軽犯罪法違反容疑で書類送検したそうです。

正当な理由を持たずに、立入禁止された場所に入ると罰せられます。

軽犯罪法第1条第32号は
「入ることを禁じた場所又は他人の田畑に正当な理由がなくて入つた者」を拘留又は科料に処すると定めています。
この「入ることを禁じた場所」とは、占有者、管理者が他人の立ち入りを禁止する意思を表明した場所のことで、公的、私的は関係ありません。また拘留とは、1日以上30日未満の期間、刑事施設に拘置する(刑法16条)刑罰で、科料とは、1,000円以上1万円未満(9,999円以下)の金銭を納付しなければならないという刑罰(刑法17条)です。管理者がいる建物があって、その敷地ということであれば、建造物侵入罪に問えるのですが、港ですから、それがかなわず、軽犯罪法で取り締まった訳です。
釣りに関しても、マナーを持って行うべきですね。

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